広島フランスア左腕不足救える 緒方監督が異例視察

 投手版バティスタじゃ。広島緒方孝市監督が17日にナゴヤ球場でウエスタン・リーグ中日戦を視察することが14日、分かった。目的は当日先発予定の育成左腕、ヘロニモ・...

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広島フランスア左腕不足救える 緒方監督が異例視察

 投手版バティスタじゃ。
広島緒方孝市監督が17日にナゴヤ球場でウエスタン・リーグ中日戦を視察することが14日、分かった。
目的は当日先発予定の育成左腕、ヘロニモ・フランスア投手だ。
2軍で急成長を示し、手薄な左腕の救世主となり得る存在と期待。
今日15日から1軍と2軍が同じ名古屋で試合を行うメリットを最大限生かし、戦力発掘に力を入れる。
 リーグ最速で貯金を10に増やしても戦力強化に余念がない。
今日15日からナゴヤドームで中日3連戦に臨む緒方監督は、同じ名古屋でウエスタン・リーグを戦う2軍の視察について問われると、不敵な笑みを浮かべた。
「君らの思惑とは違うピッチャーを見に行く」。
2軍は今日から1軍経験のある高橋昂、薮田が先発。
指揮官の狙いは17日の先発、育成選手のフランスアだ。
 緒方監督が2軍の試合を視察することは珍しいことではない。
毎年1度は視察する。
ただ、育成選手を目的とした視察は異例とも言える。
フランスアはバティスタやメヒアと同じドミニカカープアカデミー出身の24歳左腕。
今年は1軍の春季キャンプにも同行した。
150キロ超の真っすぐとチェンジアップを軸にした投球で2軍打者を圧倒。
7試合に登板して2勝0敗と負け知らずで、防御率は1・50と安定している。
投球回の30イニングを上回る35三振を奪い、課題だった制球面も18四球と良化しつつある。
 首位快走も、指揮官は手綱を緩めるつもりはない。
むしろ、29日から始まる交流戦に向けてムチの打ち時と考える。
投手陣は先発にも中継ぎにも一抹の不安を残す。
 好調の打線においても、離脱中の丸に早期復帰指令を出したほど。
投手陣強化に狙いを定めたのは、「投手版バティスタ」へと大化けするポテンシャルを秘めた左腕だった。
 同郷のバティスタは昨年6月に育成契約から支配下選手登録を勝ち取り、デビューした交流戦で一気にブレークした。
データの少ないパ・リーグ相手に未知の戦力は切り札となり得る。
外国人枠争いもあるが、広島は慢性的な左腕不足にある。
充実した野手陣を考えれば、今後どこかで外国人枠を投手3、野手1とする可能性もゼロではない。
まずは、ベールに包まれた左腕が、御前試合でどれだけの可能性を示すことができるか。
結果次第では支配下選手登録、そして1軍マウンドへと駆け上がる可能性も十分にある。
 ◆ヘロニモ・フランスア 1993年9月25日、ドミニカ共和国生まれ。
カープアカデミー出身で16年に来日し、四国IL・高知に派遣された。
今年は1軍春季キャンプに同行し、3月7日には育成選手として契約を締結。
ここまで2軍で7試合に登板し、2勝0敗、防御率1・50。
186センチ、110キロ。
左投げ左打ち。
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